アメリカのAGA治療は自毛植毛が主流となっている
『日本人は薄毛を気にするけど、アメリカ人はハゲても全く気にしない』。そんな話をあなたは聞いたことがありませんか?
私も昔はそのことを信じており、『アメリカ人は気持ちが大らかだから、薄毛になっても平気なんだなぁ』と思っていました。薄毛と同じく多くの人が悩んでいる肥満についても、気にしていない人が多いように感じますからね。
しかし、それは完全な間違いです。そもそも、アメリカは日本よりも薄毛治療には真剣に取り組んでいます。そのため、日本に比べれば、AGA治療に関しては遥かに先進国と言えるでしょう。
その証拠に、現時点でAGA治療薬として多くの人の支持を集めている、『ミノキシジル』も『フィナステリド』のどちらもアメリカの会社であるアップジョン社(現在のファイザー製薬)、メルク社で開発されたものです。
もちろん、そのような製品が開発されているのは、アメリカ国民からのニーズが高かったからと言えます。いくら、良い製品であっても、国民からのニーズが無ければ売れる訳がありませんからね。つまり、アメリカの男性も日本人と同じように、薄毛に悩んでいる方が多いと言えるでしょう。
しかも、彼らは日本人より合理的に考えるのが得意ですから、AGA治療方法についても常に質の高い内容を取り入れています。日本人の中には、いまだに効果の期待できないような詐欺のような育毛剤を使い続けている方が多いので、この点は見習って頂きたいですね。
では、そのアメリカ人の方達が現在AGA対策として、どのような治療方法を選んでいるかをご存知ですか?
実は外科手術である自毛植毛を多くの方が対策として選んでおり、年間10万人以上の人が自毛植毛の手術を受けています。では、どうして自毛植毛がそのようにアメリカで人気となっているのでしょう?
自毛植毛はトータルコストが安く育毛剤よりも高い効果を期待できる

自毛植毛がアメリカで人気となっている理由についてですが、やはり『費用の安さ』と『高い効果』の2点を満足する対策だからと言えます。
「だけど、自毛植毛って外科手術だから育毛剤やカツラよりも、たくさんお金が必要になるんじゃないの?」
たしかに、1000グラフト(2000本)クラスの植毛をすると、1回手術で50万以上かかりますので、それだけで考えれば高いと言えます。育毛剤の場合、リアップx5を購入しても1本8千円程度ですからね。
しかし、自毛植毛の場合は1回の手術をすれば、それ以降はメンテナンス手術は全く必要ありません。植えた髪が一度抜けても、その髪の寿命をまっとうするまでは、また生えてきますからね。ですから、費用は1回の手術分だけで良いことになります。
ですが、育毛剤の場合は効果を維持するためには、継続して使い続けることが必要です。使用をやめてしまうと、すぐに甲かは失われてしてしまいますからね。リアップx5を1年使い続けると約10万円のお金が必要になりますから、5年使うと植毛手術の料金に匹敵するわけです。
そう考えると、長い目でみたときには、自毛植毛が有利であることがよく分かります。また、効果についても、自毛植毛の場合は、生着率が95%以上と言われていますので、育毛剤よりも高い効果が得られることは確実です。
そのように、トータルコストが安くて、高い効果を期待できることから、アメリカ人には自毛植毛が支持されていると考えられます。また、最近は日本でも30代、40代の若いサラリーマンを中心に自毛植毛の治療を選ぶ方が増えてきているんですね。
自毛植毛は外科手術とは言え、日帰り受けられることができる手術ですから、効果と費用だけでなく、そのような手軽さも人気の理由になっているのでしょう。
そのため、トータルコストと効果の両面から考えるのでしたら、自毛植毛は間違いなくお勧めの手法です。これか本格的にAGA治療に取り組む方は、自毛植毛を検討材料の1つに加えた上で、あなたにピッタリな対策を選らんでくださいね。
また、次の記事では、育毛剤、かつら、自毛植毛などの手法のメリット、デメリットも紹介していますので、よろしければそちらもご参考にしてください。
自毛植毛と育毛剤とカツラはどれが良い?【3大薄毛対策を徹底比較】