アメリカのFDAが認めた薄毛治療方法はたったの3つだけ
薄毛が気になり始めたときに、多くの人が考える対策というのは育毛剤や薬用シャンプーを使うことです。しかし、いざ薬局へ行って、育毛剤を探してみると、その種類の多さにうんざりしてしまう人がほとんだと思います。
私もつい先日、マツキヨやダイコク薬局のような少し大きめなドラッグストアへ行く機会があったのですが、薄毛関連グッズの種類の多さに驚きました。薄毛の男性用シャンプーだけでも10種類以上は並んでいましたし、育毛剤を含めると30種類以上はあったかと思います。
それだけたくさんの商品が棚に陳列されていたら、いったい何を買えば良いのなんて分かりませんよね?
ですが、アメリカのFDA(食品医薬品局)のような権威と実績のある機関に認められている薄毛治療方法というのは、実はたったの3つしかありません。つまり、それだけのたくさんの育毛剤や薬用シャンプーが並んでいても、大した効果を得られないものがほとんどなわけです。
そして、そのような商品を買ってしまうことは、お金だけでなく、あなたの大切の時間と髪を奪ってしまうことにつながります。そのため、FDAのような実績のある機関に認められている治療方法を参考にすることが、とても重要なんですね。
では、FDAに認められてた3つの薄毛治療法とは、いったいどのようなものなのでしょうか?次にその3つについて、詳しく解説させて頂きます。
FDAがAGA対策に効果があると認めた3つの治療方法

FDAがAGA対策として、現在認めている治療方法は次の3つとなります。
- 外用育毛剤のミノキシジル
- 内服育毛剤のフィナステリド
- 自毛植毛のような外科療法
そして、それらの中で、育毛剤に該当するのは『ミノキシジル』と『フィナステリド』だけとなります。ですから、自毛植毛のような外科手術を使わないで薄毛を治療するなら、まずはそれらを活用しなくてはいけません。
ちなみに、ミノキシジルやフィナステリドは薬の成分名のため、耳にしたことが無い人も多いはずです。なお、それぞれは次のような商品名で販売されています。
- ミノキシジル・・・リアップジェット、リアップx5、ロゲイン、カークランド、NR-10など
- フィナステリド・・・プロペシア、エフペシア、フィンペシア、フィナロ、フィナバルドなど
紹介した商品の内で、リアップx5、ロゲイン、プロペシアのような商品は人気のある商品ですので、聞いたこともある方が多いかと思います。
また、それらが配合された商品の一覧については、次のページで紹介していますので、本当に効果のある育毛剤をお探しの方は、ご参考にしてください。
プロペシア以外にもこんなにある【フィナステリド配合の育毛剤まとめ】
リアップ以外にもこんなにある【ミノキシジル配合育毛剤まとめ】
ただし、それらの育毛剤は医薬品であるため、副作用には注意をしなくてはいけません。例えば、ミノキシジルでしたら、頭皮が荒れる、体毛が濃くなる、手足のむくみ、めまいなどの症状が出る可能性がありますし、フィナステリドの場合は、勃起不全、精子減少、射精障害のような症状です。
そのため、副作用が心配という方は、それらの育毛剤を活用するのではなく、外科手術である自毛植毛で治療されることをお勧めします。
『植毛なんて、危険でお金がかかる手術は嫌だ!』という方もいるかもしれませんが、それはナイロン製の毛を植え付ける人工毛植毛のイメージです。人工毛植毛は危険な上に、コストが莫大にかかる手術ですので、そちらは全くお勧めしません。
しかし、自分の後頭部の髪を移植する人工毛植毛は、AGA治療の先進国のアメリカでは年間10万人以上も受けているため、安全性の高い手術と言えるでしょう。
それに、手術も1回だけでおしまいですから、数千本クラスの植毛なら費用も数十万円程度で済みますからね。ですので、手術だから危険でお金がかかると決めつけるのではなく、正しい知識を持ってあなたにぴったりの治療方法を探してくださいね。
なお、各クリニックで実施している自毛植毛の特徴については、次の記事でご覧頂けます。
各自毛植毛クリニックの評価まとめ【結局おすすめはどの病院なの?】