自毛植毛の副作用ショックロスとは【原因と予防方法】
前回の記事では、自毛植毛後に起こる可能性のある症状や副作用を、起こりやすい時期も含めて、詳しく紹介させて頂きました。そちらの記事は以下のページからチェックすることができます。
【最新版】自毛植毛後に起こる症状や副作用のまとめ
なお、自毛植毛の副作用のほとんどは、まぶたの腫れ、かゆみ、吹き出物のように、あまり気にならないものがほとんどです。そのため、ほとんどの方が手術に対しては不安を感じることは無いかと思います。
しかし、副作用の中には『ショックロス』のように、事前にその内容と症状を知っていなければ、起こってしまったときに不安に感じてしまうものもあるんですね。
そこで、こちらの記事では自毛植毛の副作用の中でも、起こったときに心配される方が多い『ショックロス』について、詳しく解説します。
既存のヘアが抜けるショックロスとは

具体的にショックロスがどのような症状がかというと、植えた毛の周囲の髪が抜ける現象のことを指します。なお、ショックロスは自毛植毛の手術を受けた方の約20%に起こると言われている症状であり、手術後の1ヵ月後から2ヶ月後が起きます。
植毛をした毛自体が抜けるのは、生え変わりの準備をするためであり、ほぼ全員に起こきまる現象ですので、心配をする人はほとんどいません。しかしショックロスの場合は、植えた毛とは違う髪が抜け落ちるので、不安を感じる方がすごく多いんですね。
ですが、ショックロスもまぶたの腫れや、かゆみと同じように、誰しもに起こる可能性のある症状の1つになります。それに、髪が抜けおちても一時的脱毛のケースがほとんどですので、寿命で抜けた落ちた髪を除いては、3~4ヶ月もすれば生えてきます。そのため、とりたてて不安に感じる必要はありません。
では、なぜショックロスが起こるのかについて続いて解説します。植毛をするためには、毛を植える切り込みを頭皮にいれるのですが、その影響で一時的にヘア環境が変化することが原因と言われています。
どうやら、頭皮をカットすることで、既存の髪が成長期から休止期に入るため、抜け毛が発生するようなんですね。そのため、休止期の期間である2~3ヶ月が過ぎれば、徐々に髪が生えてくるわけです。
なお、ショックロスを予防する方法ですが、現在のところ育毛剤のミノキシジル(商品名:ロゲイン、カークランド)や、フィナステリド(商品名:プロペシア、エフペシアなど)が有効と言われています。

ミノキシジルやフィナステリドや育毛面においても、科学的に効果の認められている育毛剤であり、自毛植毛後の髪のケアに役立ちますので、ショックロスの予防を考えている方は、使用することを検討してみてくださいね。
なお、ミノキシジルやフィナステリドは下記で紹介しているAGAクリニックで処方してもらうことができます。
おすすめの薄毛治療の病院@AGAクリニック選びのポイント
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