【最新版】人工毛植毛のメリットとデメリットまとめ
AGA治療の先進国のアメリカでは、植毛と言えば自分の後頭部の髪を薄毛部分へと再配分する『自毛植毛手術』が主流となっています。しかし、日本国内では植毛と聞いても、自毛植毛をイメージされる方はほとんどいません。
多くの方が、ナイロン製の人工の毛髪を植え付ける人口毛植毛をされるはずです。実際、育毛剤が効かなくて人工毛植毛手術を受ける人は、国内には少なくありませんからね。
ですが、人工毛植毛のデメリットとメリットを、きちんと理解している方はほとんどいません。そこで、こちらのページではそれらの点について解説をさせて頂きます。植毛を受けようかどうしようかを悩んでいる方には参考になる内容ですので、ぜひご覧になってみてくださいね。
人工毛植毛のメリット
1.好きなだけ髪を植えられる
自毛植毛の場合、自分の後頭部と側頭部の髪をドナーとして植え直す手術です。そのため、植える本数には限りがあり、その数は平均で1万2千本程度だと言われています。ですから、広いスペースに密度を濃く植えたいという方にはメリット感じる手術と言えるでしょう。
2.長さを自由にできる
人工の髪を植える訳ですから、長さは自由となります。そのため、植えたその日からロングヘアに変身することも可能です。また、色も自由ですから金髪、赤髪など好みのカラーリングにもできます。3.1回の手術費用が自毛植毛よりも安い
ニドーシステムの料金を参照すると、人工毛植毛の料金は2000本で52万円となっています※1。一方、自毛植毛の場合は、2000本を植えようとすると、リーズナブルなヨコ美クリニックでも60万円です。そのため1回の手術料金は、人工毛の方が安いと言えます。※1 ニドーシステムとヨコ美クリニックの詳しい評価は、次の記事でチェックすることが可能です。
ニドーシステムクリニック植毛の評価と特徴【辛口採点してみた】
ヨコ美クリニックの評価と特徴【自毛植毛を詳しく採点してみた】
デメリット
1.植え直し手術が必要
自毛植毛の場合は1度手術を行うと、植えた髪がその他の毛と同じように成長しますので、以後のメンテナンス手術は不要です。しかし、人工毛の場合は植えた髪は抜け落ちて終わりとなります。そのため、半年か1年に1回は植え直しの手術が必要なんですね。当然ですがその度に数十万から200万円程度の手術が必要となってきますので、トータルコストで考えると数千万円から億という莫大なお金が必要です。
2.頭皮が感染症を起こす危険がある
人工毛は体にとっては異物であるため、人によっては拒絶反応を起こすケースがあります。ですから、頭皮の炎症、かぶれ、ただれのような副作用がよく起きることも考えれます。人によっては、頭皮の炎症や傷が原因となり、感染症にかかる場合もあるくらいです。3.今後、法律で禁止される可能性がある
先ほど紹介したように、人工毛植毛は感染症の危険がある手術となります。そのため、アメリカでは危険と判断され法律で禁止されているんですね。そのため、今後日本でもアメリカと同じように法律で禁止される可能性があります。以上が人工毛植毛のメリットとデメリットの紹介となります。
人工毛植毛には、好きなだけ毛を植えられるというメリットがありますが、頭皮を傷つける上にトータルコストが数千万円と高額なため、当サイトでは全くお勧めすることができません。
なお、人工植毛手術のその危険性については、次の記事でも詳しく解説していますので、お時間があるときにそちらもご覧になってみてくださいね。
植毛をすると頭皮が炎症や化膿を起こす?【人工毛の危険性】