自毛植毛がよくわかる研究室・室長からの挨拶
日本皮膚科学会が2010年に発表した『男性型脱毛診療ガイドライン』のおかげで、正しいAGA治療方法というのが多くの方に広まってきています。私も過去に詐欺のような効果の期待できない育毛剤に数十万円の金額をつぎ込んできた人間にとってはこれはとても嬉しいことです。
そして、そのガイドラインの中で『ミノキシジル(商品名:ロゲイン、カークランド、リアップなど)』、『フィナステリド(商品名:プロペシア、エフペシア、フィナバルド)』のような育毛剤で治療しても効果が出なかったときに推奨されている治療方法が『自毛植毛』です。
次の画像はガイドラインの中に掲載されているものですが、『5%濃度のミノキジル』や『フィナステリド』を活用しても、効果が出なかったときの選択肢として、男性も女性も『植毛術』が上げられています。
そのように、『日本皮膚科学会』では推奨されているAGA治療方法の自毛植毛なのですが、日本国内ではいまだに次のような悪いイメージを持たれている方が多いです。
「新しい髪を植えても、どうせすぐ抜けるから意味がない」
「髪を植えてもそれを維持するためのメンテナンスにもお金が必要」
「1回の手術で莫大な費用がかかるから、芸能人やプロスポーツ選手くらいしかできない」
しかし、ここで挙げた悪いイメージに関しては自毛植毛のことでは無く、人工毛を植える植毛方法にあてはまるものばかりです。
たしかに、人工毛の植毛の場合は、植える髪が体内にとっては異物扱いされるため、植毛後に生着せず抜け落ちる確率が高くなります。ですが、現在AGAクリニックで主流になりつつある手法は、自分の後頭部や側頭部の髪を移植する『自毛植毛』という方法です。
自毛植毛の場合、生着率も高く、一度植えるとメンテナンスも必要も無いため、費用も安く仕上がる傾向にあります。
とは言え、すぐに自毛植毛をするという決断をすることは難しいはずです。そこで、当サイト『自毛植毛がよくわかる研究室』では、自毛植毛のことよく理解してもらうために、その方法、費用、安全性について分かりやすく解説しています。
また、自毛植毛を行っているクリニックの中でも、技術、費用、信頼度、評判などから判断してお勧めできるクリニックも紹介させて頂きます。
それらの当サイトで発信する情報が、本気でAGA治療に取り組んでいるあなたにとって少しでもお役に立てれば幸いです。最後まで読んでくださり、まことにありがとうございました。
自毛植毛がよくわかる研究室 室長 堺